忍者ブログ
私のイラスト(FFとか、BLEACH、Pandora Heartsが主)や 歌詞(アニソン)もがんがん貼っていきたいと思いますww
[158]  [157]  [156]  [155]  [154]  [153]  [152]  [151]  [150]  [149]  [148
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

パァンっ
カキンッ


金属音が、グラウンドにこだまする。

『44MAGか…。シャドウが昔愛用していたタイプの。』
『はい。名前がわからなかったんで、探すのに苦労しました。』

『ふん。ご苦労なことだ。』

そういって、アマリリスは大太刀を振りかざしてベンジーのほうに向かっていく。
それに対抗して、ベンジーもアマリリスに向かって何発か撃つが、見事にすべてかわされる。
そして、アマリリスの大太刀が振り上げられ・・・

ボスッ
という鈍い音と共に、ベンジーの銃は土の上に落ちていった。

『刀と銃なら、普通は銃のほうが勝つんだがな。まだ経験不足なんだろう。
もっと戦いの経験をつめば、強くなるはずだ。』
『…ありがとうございました。』

アマリリスは、地面からベンジーの銃を拾うと、ベンジーに手渡す。

これで、すべての戦いが終わった。


『今まで、なんだか色々とありがとうございました。楽しかったです。』
『ああ。また会えるといいな。気をつけて帰れよ。』
『はい。』

そう言いながら、ベンジーは帰りの支度を始める。

『では、僕も結果報告しないといけないから、そろそろ帰るよ。久しぶりに会えてよかった。
昔のことを思い出したよ。』

頼も、さっさと荷物をまとめて帰ろうとしている。

『あの、頼さん…。』

アマリリスは、荷物を持って、学校から出て行こうとしている頼を引き止めた。

『ん?何?』
『今度、行けたらでいいんですけど…。あの、一緒に二人で依頼受けられませんか?
あの、最後の依頼から、一回も一緒に行った事がなかったので…。』

アマリリスは、顔を赤らめていった。

それを見た頼は、微笑むと、アマリリスの頭を軽くなでていった。

『そうだね。そういえばまだ一緒に行ったことなかったよね。
二人とも、結構上の立場になっちゃったから、行くのは難しいかもしれないけど、
いければ。』
『…はい!!!!』


『青春ですわね~。』
『青春だね~。』
『青春ですぅ~。』
『青春だぜ~。』

後ろにいる、お気楽メンバーは、その状況をにまにましながら、見守っている。

『じゃあ、また会える日まで。』
『秘密結社内であったら、声かけますね!!』

別れの声をかける二人に、こくんとアマリリスが頷くと、
二人は学校の門からすっと出て行った。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (管理人だけにコメントする。)
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
★結來★
年齢:
30
性別:
女性
誕生日:
1993/09/23
職業:
高校生
趣味:
パソコンじゃね?
自己紹介:
ただの変人ですww
ブログ内検索
カウンター
ぷちカンパ
時計
ザックス体力測定
最新コメント
[09/10 ぷあぷあちゃん]
[09/22 ぎりこん]
[08/26 レイン]
[08/12 結來]
[08/08 バスカヴィル]

Copyright © 【氷桜 ~hyouou~】 All Rights Reserved.
Material & Template by Inori
忍者ブログ [PR]