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私のイラスト(FFとか、BLEACH、Pandora Heartsが主)や 歌詞(アニソン)もがんがん貼っていきたいと思いますww
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『では、次は武器名山の手ゲームでもやるか?』
『そうですね~。』

ベンジーは、のほほんとアマリリスに微笑んだ。
『でも、私自分の使ってる、安っちぃ奴しかわかんないですよぉ?』
『まあ、そん時はその時だ。私が勝てば、私は双子側に残ることが出来るのだな?』
『そうですよ。ていうか、これで勝たれたら、もう私帰らないといけないんですよね~。』
『…そうだな。』

アマリリスは、少し考える素振りをして、答えた。

『まあ、その話は後でやろう。今はゲームに集中だ。』
『はい。』


先ほどの、シャドウ山の手の台はそのまま使われるらしく、二人はそのままそこに座っていた。
しかし、これはもうアマリリスの勝利が確定したようなものだった。

武器管理の隊長な上、記憶力もよく、戦闘能力もかなり高いアマリリスは、
この戦いで負けるはずはなかったのだ。
いや、負けるわけにはいかなかったからだ。


普通の隊員であるベンジーに負けることに対して、プライドが許さないのも、そうかもしれない。
自分の友達に、大見得を切っておいて負けるのが、癪だからかもしれない。
しかし、それ以上に負けるわけには行かない理由が、近くにあった。

それは。

台の横にたたずむ一人の青年。
金髪の長髪を後ろに流し、すっと微笑む彼の存在だった。



3年前だった。
アマリリスがまだ戦闘隊の副隊長で、頼が隊長だったころの話だ。

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