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私のイラスト(FFとか、BLEACH、Pandora Heartsが主)や 歌詞(アニソン)もがんがん貼っていきたいと思いますww
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そうして、今。
戦いの場は体育館に移され、そこには、クイズ番組にありそうな台とボタンがセットされてある。
そして、二つの台の真正面にはギャラリーの皆さんが座り、
台の横には、司会者役となる頼が立つ。

『じゃあ、始めますが、いいかな?』
『はい。よろしくお願いします。頼さん。』
『よ、よろしくおねがいします!!!』

『ん、OK。じゃあ、シャドウ・クローネの山の手スタートッ!!!』


山手線ゲームだからボタンはいらないと思うが、そんなことお構いなしに、
ベンジーは一番最初の答えを言っていく。

『身長は、179センチメートルにゃ。』

そして、次がアマリリス。

『体重が、67kg』

『寝るときは、いつも真っ黒なローブを、そのまま下着の上に着用してねてるにゃ』
『そ、そうなのかっ!?』
『はい、ばっちり見てしまいました。』

『歯ブラシは、いつも青いものを使っているらしいな。』
『で、タオルはこれも青なんですよ。』
『そうらしいな。』

これでは、隊長の面目丸つぶれゲームである。
美香にシャドウの変なイメージ画がうかびあがってくる。


『靴は、昔お母様からいただいたものを使っているときいた。』
『そうなんですか。でも、そのお母様、この間お亡くなりになったそうなんですよ。』
『ああ。それで一旦母国に帰っていっていたな。』
『私、あの時すごく寂しかったですよ。』

どっちがどっちの順番かわからなくなってきている。
完全に普通の会話になってきている。
でも、二人とも自分の順番が来ると、ボタンを押すところは、流石である。


ぴりりりっ  ぴりりりっ


山手線ゲームが、シャドウの過去の笑い話になっているとき、
頼の携帯電話が鳴った。

『ちょっと、失礼。』
そう言って頼は、携帯電話に出る。

『もしもし、あ、クローネ氏か。ああ、うん。今二人が君の過去の話で盛り上がっているよ。
けっこうアマリリスにいろいろ話しちゃったんだね。うん。え?ああ。
彼女は記憶力が抜群にすごいからな。彼女に勝てる人を今までに見たことがないよ。
ああ。君が言ったこととか、やってることとか全部覚えているらしい。』

そして、しばらくそこから頼は頷く作業に入り、しゃべらなくなって、数分たった。
ぴっという音を立てて電話を切ると、白熱する山手線ゲームを止めに入った。


『ねえ、君たち、いま、シャドウ君から電話が入ったんだ。あまり、自分のことについて話されるのは
気分がよくないから、今回のゲームは引き分けてくれと言うものだった。』
『え?』

ベンジーが悲しそうな顔をした。

『よい。ベンジー、またこれから暇があれば、話そうな。』
『はい…。』


そして、山手線ゲームは、言われる本人の意向により、中止となった。
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