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私のイラスト(FFとか、BLEACH、Pandora Heartsが主)や 歌詞(アニソン)もがんがん貼っていきたいと思いますww
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『では、私もそろそろ出てみますか…。』
桜も、誰もいなくなった部屋をぐるりと見渡して、アマリリスの部屋を出る。

桜は、他のみんなとは違って、その階の探索をせずにエレベーターで
一番上の階に上がっていった。


―― 一番上の階=屋上。

『ふわぁ…。なんだか眠くなりそうなところですわね。風が心地よくて。』
ここの秘密結社の屋上からは、草原や、山や花畑が見えて、
今にも、ハイジとペーターがヨーゼフを抱きかかえて走り回りそうなところなのである。

『あら?あそこに人影が。覗いてみましょうか…。』
というわけで、覗き魔の桜。

そして、そこにいたのは…。
『頼…さん?』

屋上のベンチの上で大きないびきをかいて寝ているのは、頼だった。
『え?さっきアマリリスさんが呼ばれていったはず…。』
桜が、しばらく見ていると、頼はむくっとおきて、ガシャコンと自分の武器を手に取った。

『そこにいるのは誰だ?』
『ひぃっ』
桜は、小さく悲鳴を上げて出て行く。

『わ、私はアマリリスさんにここにつれて来て貰った、黒魔道士のチエリ・マロク。
日本名で、綾野桜ともうします。ってか、頼さん…?ですよね…?』
桜は、この間会った人にもう一度自己紹介しなければならないのかと
思いながら、雰囲気が怖いので一応もう一度自己紹介してみる。すると…。

『ああっ!?頼っ!?何言ってんだてめぇ。あたしと頼を間違えんなよ!!
性別まで違うだろうが。』
『へっ!?』

そういわれてとっさに見たのが、女の象徴だった。
『そ…そうですね。結構大きいのに、間違えてすいませんでした…。』
『はんっ!!まあいいや。あたしは、切舟美波。頼の双子の妹だよ。一応戦闘隊の隊長だ。
てか、お前本当にひどい奴だよな。』

『な、何がですか?』
『さっきの大きいって言ったのって、乳だろ?乳。』
『乳…。』
『戦うとき邪魔なんだよ。切り落としてやろうか。』
『や、止めてくださいよっ!!恐ろしい人だわぁ。』
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