忍者ブログ
私のイラスト(FFとか、BLEACH、Pandora Heartsが主)や 歌詞(アニソン)もがんがん貼っていきたいと思いますww
[174]  [173]  [172]  [171]  [170]  [169]  [168]  [167]  [166]  [165]  [164
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

そして、意味のわからないリャオ・シェンと、ボケと突っ込みの漫才を
永遠と繰り広げる乃香の元に救世主が舞い降りた。

『お?リャオ。こんなところで何してるん?』

乃香が振り向いてみると、そこには、全く知らない子が立っている。
『だれ?』
乃香が聞くと、リャオ・シェンがその子の紹介をしてくれた。

『あの子は、私と同じ中国人の、メイ・リン言いますネ。
昔は、王桃っていう所の、まあ、機関に入ってたアルヨ。でも、
心を入れ替えたメイ・リンはここの秘密結社に入ったアル。』
『へぇ。』

紹介をされると、その子は、にっこりと笑ってお辞儀をした。
どうやら本当にいい子らしい。

『よろしくお願いしますね。』
『ああ。私は脳を共有する双子って言われているうちの、藍田乃香っていうんだ。
よろしくな。』
リャオ・シェンとは違って、ずいぶんナチュラルな日本語が喋れるんだなぁ。
と思って感心していると、メイ・リンは、自分がこちら側に移ってきたわけを話し始めた。

『最初は、機関にいたほうが、いいアビリティの人を捕まえてうれば
高く売れるし、お金も儲かるかなぁと思ったんですが、これが、全くで。
機関同士の取り合いが激しいし、しかも、売れたとしても、機関内で分けちゃうと
大したお金にならないんですよこれが。
だから、国の税金で給料を出してもらっている、秘密結社のほうが
儲かるかなって思って、結構有名なここの秘密結社に入ったんですよ。』

『お前は金の亡者か。』
乃香は、脱力するが、メイ・リンは、うれしそうに話を続ける。
でも、お金とかそんな難しい話が苦手な乃香は頭に何も入らなかった。


とにかくだ。
そんなこんなで時間は過ぎ、そろそろアマリリスの会議も終わるころだろうと思った乃香は
二人に無理やり別れを告げて、アマリリスの部屋へと帰っていったのだった。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (管理人だけにコメントする。)
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
★結來★
年齢:
30
性別:
女性
誕生日:
1993/09/23
職業:
高校生
趣味:
パソコンじゃね?
自己紹介:
ただの変人ですww
ブログ内検索
カウンター
ぷちカンパ
時計
ザックス体力測定
最新コメント
[09/10 ぷあぷあちゃん]
[09/22 ぎりこん]
[08/26 レイン]
[08/12 結來]
[08/08 バスカヴィル]

Copyright © 【氷桜 ~hyouou~】 All Rights Reserved.
Material & Template by Inori
忍者ブログ [PR]