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私のイラスト(FFとか、BLEACH、Pandora Heartsが主)や 歌詞(アニソン)もがんがん貼っていきたいと思いますww
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その女の名前は、『アマリリス・キャルロン・リリー』。
先に話したとおり、赤っぽい長い髪をしている女だ。
服は、緑っぽい。そして、胸元を開き気味にしている。
年は、美香や乃香と同じくらい。
つまりは、15歳くらいだ。

そして、最大の特徴が、この紅い瞳。
彼女は、その瞳で観察するかのように二人を見ていた。

『……変わった人材だな。』

アマリリスはふっと呟くと、風に髪をなびかせて食堂の
入り口のほうへやって来た。




そして、ガラッとドアを開けてはいると、
皆が、一瞬でこちらを見た。

『うわぁ・・・。』
皆からは、ざわざわとした驚きや美しさに見とれたため息
などが聞こえてきた。

そんな声が聞こえる中、アマリリスは他の人たちを見ようともせず、
まっすぐに、美香と乃香の傍まで来た。
二人は、一歩ひく。

『お前達・・・。』
『!?』
アマリリスは二人を引っ張って、食堂から出した。
そして、言葉を続ける。
『『同じ脳を持つ双子』ではないか??』

美香と乃香は顔を見合わせる。
その光景を見て、アマリリスはぶっきらぼうに
『そうではないのか??違うのか?』
といった。

『そうだったらどうするんだ?』
その答えを乃香が返す。

『そうだな・・・。まずは、私と一緒に同行してもらい、
 お前達を調べ上げる。
そして、お前達を守ることに専念することにしよう。』
『守る・・・?』
アマリリスは、縦に首をこくんと振った。

『今、そういう、珍しい人間はだな・・・。秘密機関で高価格で売買されるのだ。
 私も、一応その一人なのだが、色々と面倒でな。
 ・・・、まあ、お前達は特別な、超レア者で、
 秘密機関が狙っているわけだ。
 でも、そこで殺されたりすると、
 世界のバランスが崩れたりする危険性があるため、
 それで、守る・・・ということになる。』

もう、ちんぷんかんぷん。何言ってるかわからない。

『何で、私たちが消えると、世界がバーンってなるんですか?
えーっと・・・名前なんでしたっけ?』

『ん、ああ、アマリリス・キャルロン・リリーだ。
 えー、二つの脳の間では、通常は
 何もおこらないはずだよな?』

『はい。』
『でも、お前たちの脳は例外で、
脳同士の間で、電波が発生して、それで記憶が交換できるようになっているのだ。
しかし、少量の電波なら問題ないのだが、
あるはずもない所に電波が流れると、
それが変化したり、大量に流れたりと、危険なのだ。
それが、時には世界を巻き込むこともあるというわけだ。』

『それで・・・か』
『ああ。だから、私がお前達を、まず調べて今どのくらい危険な状態なのかと
どこの機関が狙ってるかを徹底的に調べ上げて、
守るから、お前達は安心しろ。大丈夫だ』
 
 
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年齢:
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性別:
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