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私のイラスト(FFとか、BLEACH、Pandora Heartsが主)や 歌詞(アニソン)もがんがん貼っていきたいと思いますww
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その日は、何事もなかったように過ぎ、ベンジーも
『なんでもないにゃw』
と言って帰っていった。

そして、放課後。


『い…いよいよ明日ですわね…。』
『だいじょうぶかなぁ。アマリリスちゃん。』
『わ…わからないですぅ。』
『まあ、あいつならいけるんじゃねぇの?』

いつもどおりに学校から帰る4人。
まあ、アマリリスはいないのだが。

『じゃあさっ!!一応心配だから、家覗いてみる…?』
『うん…。いいよね?』

そんなこんなで、アミノリをパカッとひらいた美香は、アマリリスの部屋が見られるように
ムービー状態にした。
よくもまあ、これだけ使えるようになったものだと、褒めて差し上げたい。

ジジジ…。という、アクセス音が聞こえ、数秒後。

コンクリート打ちっぱなしの、殺風景な部屋が映し出される。


どうやら、アミノリが乗せられているのは、アマリリスのベットの上らしい。
目の前に映し出されているのは、アマリリスのひざ上、太もも辺りであった。

ガシャコンという、機械的な音がしばらく続き、服の布がすれる音がして、
今、アマリリスが自分のバトルコスチュームに武器を入れたのだと言うことがわかった。
しかし、そこで予想外のことが起こった。

アマリリスが180度回転したのだ。
そして、そのまま視界はどんどん上のほうに上り詰めており…。

アマリリスの顔。
その顔は、疲れ果ててはいるが、いつもの表情をアマリリスは崩さない。

『貴様ら…。覗きとはいい度胸だな。そんなに切り刻まれたいか?え?』

アマリリスは、そんな言葉を吐き捨ててアミノリの電源を切った。


しばしの沈黙。 すこしおまちください。



『…え?』
『きられた?』

コンマ8秒ぐらい遅れてきられたことを確認する4人。
まさか、ばれているとは思わなかったのだ。
きっと、明日のことで頭がいっぱいだと思ったのだ。

ということは、少しはベンジーに負けない自信があるということだ。
そんなことを思いながら、4人は各自の家に
無言で帰っていった。
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