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私のイラスト(FFとか、BLEACH、Pandora Heartsが主)や 歌詞(アニソン)もがんがん貼っていきたいと思いますww
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楽しそうだと思ったブログパーツをいっぱいつけてみました。
楽しんでみてください。
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『アマリリス、あなたも立派な隊員になりなさい。』
『はい、お母様。』


――あの会話をしたのは一体もうどのくらい前のことだったか。――



父と母は、A・Dの平隊員だった。
でも、自分の任務にいつも誇りを持っていて、そんな両親がうらやましかった。

生まれも育ちもA・Dの私は、いつも傍に誰かが居るのが当たり前だと思っていた。
両親が居ないときには、両親の友達、両親の隊長、副隊長がいつもとなりに居てくれた。

でも、あのさかいに、私の隣には
    誰も
                            誰も


               いなくなったのだ。



ある任務で、父と母は、いつもの通り、能力者の空間のねじれの警護に行っていた。
私はそのとき、たまたま一人で本を読んでいた。
かえるが、王子様になるお話。
素直にその話は面白かったのだ。

そして、本を閉じたと同時にいつもとなりにいてくれた、あの副隊長が息を切らして部屋に飛び込んできた。

顔を真っ青にし、口を震わせ、私の元へふらふらとやってきたのだ。


『アマリリスちゃん…。今から言うことを落ち着いて、聞いてね。
今日、能力者のねじれが、この雷のせいで増幅し、辺りにいた日とみんなを巻き込んだんだ。
隊はほぼ全滅で、君のご両親も…。』

ふと外を見てみると、いつの間にか雨が降っていて、屋根からしずくが滴っているのが見える。
そして、そのまま視線を彼に戻すと、床が赤くなっているのに気づいた。
ないのだ。手が。  彼のあの、優しかった手が。

『副隊長さん…手…手…!!』

幼かった私は、両親が消えたという見えていない事実より、目の前の血の海に硬直していた。






平隊員のお葬式はないのだと副隊長が言った。
行われたのは隊長のだけで、父と母の式は、影も形もなかった。
ねじれに吸い込まれたため、死体もないのだという。

私の周りに居た人のほとんどが一気に消え、最後の砦だった副隊長も、責任を取って辞めていった。

もう、私の周りからは誰もいなくなってしまった。
あんなに仕事に誇りを持って、出かけていった父や母がなぜ死ななければいけなかったのか。


毎日楽しく読んでいたかえるの王子様の話も全く楽しめない。


私からはもう、何も取らないでくれと何度神に祈ったか。


何日も何日も何も食べず、水も飲まず、ただ副隊長の血がしみ込んだ絨毯を見つめて過ごした。

……そんなときだった。

何かを解放するように部屋の扉が開いたのは。


そこに立っていたのは、私より5歳ぐらい年上の少年。
金糸のような長い髪をした、やさしそうなその人は、私の元へやってきて、
私をやさしく抱き寄せてくれた。

『もう一人じゃないよ。これからは僕が一緒だから。』



私は一生、あの声を、感覚を忘れない。
心が落ち着いて、自分の部屋に戻ろうとしていたときだった。
自分の部屋の真正面。
武器管理隊の副隊長室。
そのドアの前に一人、丸まっている少年を見つけた。
その少年の肩は震えていて、顔は涙でぐしゃぐしゃになっている。

『海…?』
『隊長…。』
何でこうなっているかは判っている。
自分が頼にこの二人のことを言ってしまったからだ。

『た、隊長には関係ないですから。一人にしておいてください。』
『まだ何も言ってないだろうが。』
『わかってます。かわいい部下が泣いているのをほっとけないって言いたいんでしょう?』
『それ自分で言うか?普通。』
『もういいんです。かわいい部下でもほっておいてください。』
海は、アマリリスに背を向けてさらに丸くなってしまった。

しかし、関係ないといわれても、こうなっているのが自分のせいなのは、事実である。

『海、本当はな、頼さんに言ったの…。』
上のバーのところを開いて、集合!!のボタンを押してみてください。
画像が、この画面いっぱいに広がります。というわけで、元の画像です。

その後のアマリリス。
アマリリスは、また長い廊下を通って頼の部屋の中に来ていた。
そして、先ほどと同じ場所に立って、頼に尋ねる。
『美香たちも、舞踏会に出してあげたいのですが、相手が居なくて困っているんです。
同じ性別同士で踊ってもかまいませんかね…?』
すると、頼は『そっか…。』といって、椅子から立ち上がった。

『じゃあ、しょうがないから、あの4人だけは許すことにするよ。でも、他の人はダメだからね。』
『あ、で、でも…。』
そこで、部屋で聞いたリサの言葉が頭をよぎる。
海と港も二人で踊りたがっていたと。
海は今日の行動とは裏腹に、すこし生意気な部分があるが、あれでも、大事な部下である。
『どうしたの?』
頼が、うつむいたアマリリスの顔を覗き込むようにして聞いてくる。

『もうワンペア許してほしい二人が居るんですけど…。』
『…誰?』
アマリリスは、顔を上げて言った。
『香山港と香山海です。』
『あー…。あの二人か…。でも、あの二人はここの人でしょ?相手ぐらい居ても…。』
頼は、アマリリスに諭すように言う。

『しかし…。先ほどリサから聞いたのですが、あの二人踊るための練習をどうやらしていたらしくて…。』
これは嘘である。
そんな話はリサからは聞いていない。
『……じゃあ、僕から言っておくよ。それは君等が決めることじゃない。僕か、マージョリーさんが決めることなんだとね。』
『頼さん…、そんな…。』
『こういうことは厳しくしておかないと。』
『やめ……、』
『…僕もう行くから。』
頼は、少し怒ったような口調でアマリリスに言うと、アマリリスの横をすり抜けて部屋から出て行ってしまった。

『怒らせて…しまったのか?私が…頼さんを?』
アマリリスは、そのままかくんと膝を床につき、そのまま動かなかった。
『頼さんから聞いたのだが、1週間後にここで舞踏会をすることになっているそうだ。』
アマリリスは、自分のいすに足を組んで腰掛けた。
『そ、それ知ってるですぅ!!』
それとは反対に、リサがアマリリスを指差しながら立ち上がった。
『なぜ知っているのだ?』
『え?あ、それはええっと…。ご、ごめんなさいです。海くんと港さんの話を盗み聞きしてしまいました…。』

一気に周りの空気が白色に変わった。
『リサちゃん…。』
『うわぁ…。』
『さいていですわ…。』
げんなりしたようにみんなしてリサを見つめる。
すると、リサはわたわたして、両手を振りながら、『ちがうんですぅ!!』とか意味のわからないことを口走った。

『リサ、あの二人はちょっと、アレな関係だから、詳しいことは突き止めてはいけないのだ。』
アマリリスも諭すようにリサの肩をたたく。
『はうぅぅ』
リサは、そのままベットに倒れこみ、屍となった。

『…で、舞踏会の話に戻るが、今回の舞踏会は、一風変わっているらしくて、男装&女装で行われるらしい。
つまり、ダンスがいつもの逆になるわけだ。』
『それは…、難しいですわね…。』
桜が、考え込むように顎に手を持ってくる。

『はいはい先生!!!』
『何だ美香。』
『私もとの女のほうのダンスもわからないので、逆になっても全く困りません!!!』
そして、またその場に白い空気が流れ、美香はリサの隣で屍となった。

『…で、私はお前たちにも出てもらえたらと思っているのだが、何しろ、相手が決まるかどうかというのが…。』
『まあ、さっきここの探険もして、知り合いもみんな一人か二人居るはずだから大丈夫だろうよ。
べつに同じ性別でもいいんだろ?さっきの、海たちみたいに。』
『アレは特例なのかもしれないが…。』
『えー…。いいんだったらこのメンバー同士で踊ればいいと思ったんだけどな。』
乃香は、ふう、っとため息をついて、意味もなく美香の横で屍となった。

『頼さんに話をつけてくる。』
アマリリスは、同じ性別同士でもいいのかを聞いてくるといって、
また部屋から出て行った。
すると、屍たちと桜が、一斉にドアのほうを見て、にやりと笑った。
ただいま、私のブログの画像を羊君が食べちゃいます。
絵を見たい人は、羊君のところにマウスを持っていかないように。
まわってきました。

☆★☆ルール☆★☆
●このバトンはやってもやらなくてもイイですが出来たらやってください。
●質問にはちゃんと答えましょう。答えられない質問は「ぶー」と打ってください。

☆★☆バトンはじめ☆★☆
①あなたの名前は?漢字の人は(読み方)

せんな

②由来は?

本名をもじった。

③何年何組?

2年1組

④良いクラス?

いいよぉ。

⑤良い先生?

いいんじゃない?

⑥協力したなと思うことは?

文化祭~。

⑦クラスに異性で好きな人いる?

ぶー

⑧違うクラスに異性で好きな人いる?

ぶー。

⑨何部?

吹奏楽部

⑩憧れの部活は?

自分の部活に決まってんだろーが。

⑪部活好き?

大好きですとも。

⑫好きな人(いる人)は何部?

ぶー

⑬好きな人言っちゃえ!!!

ぶー。だれがいうか。

⑯好きな音楽は?

アニソン。

⑰バトンは好き?

めんどくせぇ。

⑱ブログ好き?

ブログができないと生きていけない。

⑲じゃぁ最後にブログ名について語ちゃって!!

小説が主なブログになっちゃってますが、本当は、私の絵をはるブログでした。
初期の名前は、せんなのお絵かき掲示板ですたぃ。

⑳お疲れ様じゃぁこれ誰にやって欲しい?(指名された人はやらなくても良いです!あと指名されて無くてもやって良いです)
ふりーだ。どんどん持ってけ!!セーラー服。
なんか、久しぶりのバトンです。
葱葱日記さんから貰ってきました。
私がんばるよ、ジョニー!!!!

強制バ㌧です。見たら絶対やりましょう

■名前:せんな
■住み:静岡県東部
■年齢:14
■職業:中学生
■家族:4人
■身長:156
■体重:誰が書くか。
■視力:めちゃくちゃ悪い。
■握力:27
■髪型:肩より長い。
■所持金:30万ぐらいかな?
■習い事:塾、ガールスカウト、空手
■小遣い:2200円なりっ。
■和食:全体的に好き。
■洋食:こっちも好き。
■おにぎり:こんぶ
■おでん:もち巾着
■ラーメン:醤油です。
■パン:好きだね。
■チョコ:大好きです。
■アイス:抹茶とかレモンとか。
■ガム:あれば食うから。
■アメ:これも同様に。
■駄菓子:いろいろ食う。
■ジュース:炭酸系統。特にジンジャエール
■お茶:あんまり飲まない。
■色:ピンク。
■数字:923
■教科:理科です。
■ブランド:知るか。
■音楽:アニソン(笑
■歌手:アリプロ
■俳優:いないのかなぁ。
■女優:同じく。
■モデル:そんな雑誌は見ませんからね。
■芸人:みんな個性があって好きです。
■スポーツ:嫌い。
■海外:ハワイ。
■TV:ついてれば、ニュースでもアニメでもなんでも。
■映画:BLEACH。あれはよかった。
■ドラマ:基本的に見ない。
■小説:今ポケロリにはまってます。
■漫画:少年漫画から、オタク系からなんでも。面白ければ少女も読む。
■雑誌:読まないってば。
■運動:スポーツと似たり寄ったりじゃねぇの?
■季節:夏。
■動物:犬
■香り:コスモスとか、薔薇かなぁ
■キャラ:白哉!!!断然白哉ですって!!!うわっはっはぃ!!
■花:薔薇。
■場所:パソコン前、キッチン横
■コンビニ:ローソンよく行きます。
■マック:ナゲット。あれは欠かせない。
■ケンタ:行かない。てか、いったことがない。
■ミスド:フレンチクルーラーとか、全部おいしいです。
■モス:チーズバーガーですが、なにか?
■31:アイスのところに書きました。
■ファミレス:ココスで、芋虫を見てから、どこにも行かなくなりました。
■携帯:ないから。
■ストラップ:だからないから。
■パソコン:今使ってる奴だよ。
■財布:黒。
■ポーチ:使わない。
■バッグ:ショルダー。
■手帳:ない。
■シャンプー:マシェリのシャンプーと白ツバキの掛け合わせ。
■ボディ:しるか
■歯磨き粉:覚えてない。たぶんクリアクリーン
■歯ブラシ:かいてない。
■洗顔:ハンドソォォプ
■化粧水:まだおばさんじゃないし。
■リップクリーム:カトゥーンが宣伝してた奴。
■目薬:使わない。
■香水:つけるか。
■愛車:私はまだ子供です。4年後には乗れるけど。
■ふでばこ:PUMA
■シャーペン:黒い奴
■消しゴム:MONOくん
■くつ:白
■お箸:上がおいしそうな、白とピンクと赤が、マーブルになってる奴。
■お茶碗:ピンク
■起床:7:10
■就寝:2:00
■着てるもの:制服。
■靴下の色:白
■食べてるもの:ガム
■聴いてるもの:BLEACHのキャラソンと、コンクール曲
■テレビ何やってる?:消えてる。
■右にあるもの:キッチン
■左にあるもの:テーブル
■後ろにあるもの:コタツ
■誰といる:一人ぼっち。みんな寝てる。
■どこにいる:リビング
■今の時間:1:05
■今の天気:夜だから見えない。
■近くにある家電製品:パソコン、テレビ
(last/最後に)
■食べたもの:晩御飯
■聴いたもの:コンクールの曲
■見たテレビ:覚えてない
■電話相手:友達。
■メール相手:ここ数ヶ月してない
(first/初めての)
■おつかい:クリーニングだった気がする。父が、心配して、
真っ黒な服に身を包んでサングラスかけてついてきてました。
■自転車:埼玉だ。
■1人部屋:今のマンションになってから。
■初恋:幼稚園の年少
■告白:小学校の2年生
(past/昔の)
■将来の夢:大金持ち
■怖かったもの:幽霊、血
■習い事:ジャズダンス、英会話、体操教室、ピアノetc…
(other)
■起床時間:7:10
■就寝時間:2:00
■風呂何分:1時間
■どこから洗う?:髪
■将来の夢:高校にいければそれでいい
■メモリー数:しらんよ
■電話着信音:ないって。
■メール着信音:だからぁっ…!!!
■家の外壁の色:茶色っ!
■家の階段の段数:マンションなんだってばよっ!!
■自室何畳?:しーらーなーいーっっっ!!!!!!!!
■カーテンの色:緑!!
■自室にある家電製品:CDプレイヤー!!
■何年何組何番:2年1組30番
■給食?弁当?:給食
■セーラー?ブレザー?:ブレザー
■スカートの長さ:膝ちょっと上
■内履きの色:緑
■自分の座席:窓側から2列目、後ろから3番目、前から4番目のせきだっ!!
■部活:吹奏楽
■委員会:はいってない!!めんどい!!
■校長の苗字:しらんよ
■担任の苗字:岩○
■テストの最高点:50点満点中、49点
■テストの最低点:35点
■お気に入りスポット:家の今座ってるところ
■校歌の出だし:富士の山 近くそそりて 沸く水の 清き水上
■100m何秒?:15秒だった気がする。
■縄跳びどこまで飛べる?:その基準が判らない。
■尊敬してる人:いない。
■ストレス解消法:蹴って蹴って蹴りまくる
■おすすめグッズ:パソコン
■何フェチ?:いいよもうロリフェチで。
■1番行きたい所:家でごろごろ出来る休みの日がほしい。
■今の気持ちを漢字一文字で:休
■一言:最後切れ気味になってるが、それは、これが長いのが原因だよ。

本当疲れました。
『で、隊長なのになぜあなたはここに居るんですか?』
桜は、辺りをきょろきょろ見渡していった。

『ああ。めんどくせぇ。それだけだな。』
『はっ!?そ、それだけで仕事サボってるんですか!?』
『そうだ。何か悪いか?』
『ま、まあ色々悪いですが…。』
『はんっ』

桜の目の前に寝転がっている美波は、そこから動こうともしない。
その上、はんっといった後に、すぐにいびきをかいて寝始めてしまった。

『よくもまぁ、こんな人が隊長になれたものですわ…。』

桜も、この辺でお暇しようと思い、アマリリスの部屋の方向へ歩いていった。

すると、向こうから見覚えのある人物が二人ほど走ってくるのが見えた。


『ま、まってぇぇぇぇ!!!!!』
『つかまったらアウトにょ~♪』
『げっ!!』

その見覚えのある人物とは、美香とベンジーの二人に他ならなかった。
『あぶなぁっ』
桜は、何か、どこかの言葉をいい、魔法を発動させて、
無理やり二人をとまらせた。

『危ないですわっ!!廊下を走るなと学校の先生に言われた覚えはありませんのっ!?』
『でも…、だってぇ』
『でももだっても、ありませんわっ!!それに、時間は守らないと。
今何時だか、判っておりますの?』
『え?あっ!!やばぁ…。』

美香は、腕時計を見て、口に手を当てた。

『急いで戻らないと、また怒られますわね。さっさと戻りますわよっ!!
ベンジーさんも、こんなところで、美波さんみたいに油を売ってないで、
さっさと持ち場に行きなさい。では、ごきげんよう。』

桜は、そう言い放つと、美香の手をとってずんずん歩き始めた。
そして、あっという間に全員がアマリリスの部屋に集合。
今後のことについて話し合うことになった。
海と、海のお兄さんの会話をこっそり聞いていたリサは、急に中の物音がしなくなったのに気づいて
しばらく、壁に耳をつけていた。

『お・・・おかしいですぅ。』

と、その瞬間だった。
リサが耳をつけていたドアが、勢いよく開かれたのは。

『ひょるひぇ!!??』
リサは、奇妙な声を出して、壁とドアの間にはさまった。
『ん?何か今声が…。』
海のお兄さんがそういうと、海が、ドアの後ろを覗き込んだ。

『兄様、人が挟まってます!!あれ?この人…』
『だれだ。』

リサは、その状態を離脱し、二人の前に立った。
『私は、その…別に中の様子を聞こうとしてたわけじゃないですよ?
えっと、アマリリスさんにつれてきてもらった、リリッサ・フラン・コロン・ギガメアー
っていうです。』
リサは、自分が何をしていたかを言ってしまった後に、自己紹介。
こいつが犯人だ。

『え、急に自己紹介…。まあいいか。』
海のお兄さんは少し驚いたようだったが、どうやら、今までリサがしていた事は、
水に流すことにしたらしい。

『俺は、こいつの兄の、港。香山港だ。で、こっちが弟の…』
『ああ、兄様。さっきこの人たちには会ったので、僕の紹介はいいですよ。』
『あ?ああ。そうか。…よろしくな。』

『よろしくですぅ。』

そこで、時間を見たリサは、あと少しで集合の時間になることを悟り、
二人に別れを告げて、アマリリスの部屋へと戻っていった。
そして、意味のわからないリャオ・シェンと、ボケと突っ込みの漫才を
永遠と繰り広げる乃香の元に救世主が舞い降りた。

『お?リャオ。こんなところで何してるん?』

乃香が振り向いてみると、そこには、全く知らない子が立っている。
『だれ?』
乃香が聞くと、リャオ・シェンがその子の紹介をしてくれた。

『あの子は、私と同じ中国人の、メイ・リン言いますネ。
昔は、王桃っていう所の、まあ、機関に入ってたアルヨ。でも、
心を入れ替えたメイ・リンはここの秘密結社に入ったアル。』
『へぇ。』

紹介をされると、その子は、にっこりと笑ってお辞儀をした。
どうやら本当にいい子らしい。

『よろしくお願いしますね。』
『ああ。私は脳を共有する双子って言われているうちの、藍田乃香っていうんだ。
よろしくな。』
リャオ・シェンとは違って、ずいぶんナチュラルな日本語が喋れるんだなぁ。
と思って感心していると、メイ・リンは、自分がこちら側に移ってきたわけを話し始めた。

『最初は、機関にいたほうが、いいアビリティの人を捕まえてうれば
高く売れるし、お金も儲かるかなぁと思ったんですが、これが、全くで。
機関同士の取り合いが激しいし、しかも、売れたとしても、機関内で分けちゃうと
大したお金にならないんですよこれが。
だから、国の税金で給料を出してもらっている、秘密結社のほうが
儲かるかなって思って、結構有名なここの秘密結社に入ったんですよ。』

『お前は金の亡者か。』
乃香は、脱力するが、メイ・リンは、うれしそうに話を続ける。
でも、お金とかそんな難しい話が苦手な乃香は頭に何も入らなかった。


とにかくだ。
そんなこんなで時間は過ぎ、そろそろアマリリスの会議も終わるころだろうと思った乃香は
二人に無理やり別れを告げて、アマリリスの部屋へと帰っていったのだった。
さて、こちらはまた戻って、美香である。

『あ、あった!!!』
こんどこそ、美香は二人部屋のプレートにベンジーの名前を発見する。
そして、恐る恐るドアをノックする。

コンコンっ

『うにゃ?まだ勤務時間じゃないにょ~。』
この声は、どう聞いてもベンジーのもので、美香はほっと一安心をする。
しかし…。

『まっまさか…、ドロボー?なんかドロボーは、人が居るか確かめるために
ドアをノックするって聞いたことがあるにょ。よーし。
私の友達だったら、ノックにゃんかしないにゃ。
ここは一発…。とりゃぁぁぁぁ!!!!!!』

めきょ。
そして一瞬フラッシュバック。

『いたたたっ。』
『にょっ!?双子の片割れにょっ!?』
『失礼な言い方・・・。』
『美香にょ?』
『そうにょ…じゃないよっ!!!!なんで、突然泥棒呼ばわりされなきゃいけないのっ!?』

美香は、腕を組んでまだ幼さの残るベンジーを少しにらみつける。
ベンジーも、やっまったぜ!!見たいな顔をして、後ずさった。


そして…
『逃げるが勝ちにょっ!!!』
『あ、まてぇぇ!!!!』

そして、今度の美香は、1対1の鬼ごっこをする羽目になったのだった。
そして、こちらは幸せ絶頂アマリリスである。

『頼さん、今回は何でしょうか?』
アマリリスは出来るだけ丁重に聞いた。

『んと、今回は、個人的なことなんだけどね、一週間後に舞踏会がここで開催されることになっているんだ。
で、僕と一緒に踊ってくれ…ないかなと。』
〈バターン〉
と倒れそうになるのをこらえて、アマリリスは首をぶんぶんと縦に振る。

『やりますっ!!やらせていただきます!!!』
『そりゃよかった。よろしくね。』
『はいっっ!!』

個人的な用事と聞いて何かと思ったら、秘密結社に帰ってきて早々
アマリリスの上に天使が舞い降りてきたようです。

『でも…ひとつだけ問題があってね、』
『はい?』

頼は、急に声を潜めていった。

『今回の舞踏会は、なんだか特殊らしくて、男が女の格好をして
女が男の格好をして踊るらしいんだ。
で、ダンスも男女逆になるし…。大丈夫?』
そこで、アマリリスは親指をぐっと立てて、古い格好をして叫んだ。

『大丈夫です!!!私今までにも何回か男の格好をして、男のほうのダンスを踊ったことありますから!!』
今回は誰も突っ込む人物がいないので、私が突っ込んであげよう。
アマリリス、そこは、自慢するところではなく、女らしさを強調するところです。

『なっ、天の声…?』
『どうしたの?』
『いえ…、空耳が…。』
『ははっ。そうなんだ。』

で、とりあえずここでの話は終了。アマリリスは頼の部屋から一例をして出て行った。

帰る途中、昔からの友達である、例の裏切り抹殺隊隊長のシャドウ・クローネと、
一匹の豹にあった。
しかし、この豹は普通の豹ではなく、二股で、人語を話せる上、裏切り抹殺隊の
副隊長でもある。

『あ、クローネ。久しぶりだな。』
『ぬ?アマリリスか…。そうだな、久しぶりだ。お前が出て行ってしばらく立つからな。』
シャドウは、バリトンヴォイスでそういった。

『また、話も色々としたいのだが…。今は少し用事があってな。また後で会おう。』
シャドウは、その豹のライムに来いという合図を出して、一緒にアマリリスが来た方向へと歩いていった。

『では、私もそろそろ出てみますか…。』
桜も、誰もいなくなった部屋をぐるりと見渡して、アマリリスの部屋を出る。

桜は、他のみんなとは違って、その階の探索をせずにエレベーターで
一番上の階に上がっていった。


―― 一番上の階=屋上。

『ふわぁ…。なんだか眠くなりそうなところですわね。風が心地よくて。』
ここの秘密結社の屋上からは、草原や、山や花畑が見えて、
今にも、ハイジとペーターがヨーゼフを抱きかかえて走り回りそうなところなのである。

『あら?あそこに人影が。覗いてみましょうか…。』
というわけで、覗き魔の桜。

そして、そこにいたのは…。
『頼…さん?』

屋上のベンチの上で大きないびきをかいて寝ているのは、頼だった。
『え?さっきアマリリスさんが呼ばれていったはず…。』
桜が、しばらく見ていると、頼はむくっとおきて、ガシャコンと自分の武器を手に取った。

『そこにいるのは誰だ?』
『ひぃっ』
桜は、小さく悲鳴を上げて出て行く。

『わ、私はアマリリスさんにここにつれて来て貰った、黒魔道士のチエリ・マロク。
日本名で、綾野桜ともうします。ってか、頼さん…?ですよね…?』
桜は、この間会った人にもう一度自己紹介しなければならないのかと
思いながら、雰囲気が怖いので一応もう一度自己紹介してみる。すると…。

『ああっ!?頼っ!?何言ってんだてめぇ。あたしと頼を間違えんなよ!!
性別まで違うだろうが。』
『へっ!?』

そういわれてとっさに見たのが、女の象徴だった。
『そ…そうですね。結構大きいのに、間違えてすいませんでした…。』
『はんっ!!まあいいや。あたしは、切舟美波。頼の双子の妹だよ。一応戦闘隊の隊長だ。
てか、お前本当にひどい奴だよな。』

『な、何がですか?』
『さっきの大きいって言ったのって、乳だろ?乳。』
『乳…。』
『戦うとき邪魔なんだよ。切り落としてやろうか。』
『や、止めてくださいよっ!!恐ろしい人だわぁ。』
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HN:
★結來★
年齢:
32
性別:
女性
誕生日:
1993/09/23
職業:
高校生
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パソコンじゃね?
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